コラム

マーケティングのジレンマ・・・No.36 還暦の人たちの20.8%は、100 万円にも満たない貯蓄しかない!

掲載URL:https://www.linkedin.com/pulse/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9Eno36-%E9%82%84%E6%9A%A6%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE208%E3%81%AF100-%E4%B8%87%E5%86%86%E3%81%AB%E3%82%82%E6%BA%80%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%81%84%E8%B2%AF%E8%93%84%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84-mitsuo-sakai-%E9%85%92%E4%BA%95%E5%85%89%E9%9B%84/

コラム リンクドイン

貯蓄額は、現役時代の年収とほぼ比例するとされています。調査対象者の32.4%の貯蓄額が300万円未満という結果は、人生の後半戦を安定的に暮らせるとはいえない状況です。100年時代を見据え、私たちは60代以降の生活について早めに自身のシナリオを設計しておくことが欠かせません。

“ゆとりある生活”には月平均28万8千円が必要だと回答しているのに、還暦人の20.8%はその貯蓄額が100 万円にも満たない!?

PGF(プルデンシャル ジブラルタル ファイナンシャル)生命は、2020年6月に 今年還暦を迎える1960 年生まれの男女を対象に「2020 年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」をインターネットで実施し、2,000 名の有効サンプルの集計結果を公開しました。

●還暦人の貯蓄額は平均3,078万円ですが、還暦人の65%の貯蓄額は2,000万円未満です

現段階の貯蓄金額(配偶者がいる場合は夫婦 2人分)を聞いたところ、「100 万円未満」(20.8%)が最も多く、「500~1,000 万円未満」(12.0%)、「1,000~1,500 万円未満」(11.9%)、「100~300 万円未満」(11.6%)、「3,000~5,000 万円未満」(9.9%)と続きました。還暦人の貯蓄額は数値の大きい一部のデータに引き上げられるせいもあり平均 では3,078 万円となっていますが、還暦人の 65%は 2,000 万円未満です。貯蓄額が 2,000 万円に満たない還暦人の割合は、64.8%でした。

●世帯構成別に「100万円未満」と回答した人の割合は、単身世帯では30.3%

世帯構成別にみると、「100 万円未満」と回答した人の割合は、単身世帯では 30.3%で、夫婦2人世帯17.3%、子育て期世帯16.7%、子供と同居世帯19.8%と他の層と比べて突出して高くなっています。

●自由に使えるお金と今後の生活費は?

生活費を除いて、自由に使えるお金(配偶者がいる場合は夫婦2人分)はひと月あたりいくらくらいあるかという問いでは、「5万円台」(23.5%)が最も多く、平均額は56,356円。しかし「5万円未満」の割合が、50.9%と半数を超えています。また還暦人が考える“ゆとりある生活”には月平均28万8千円が必要だと回答しています。

●テレビよりスマホが欠かせない人の割合は48%

日常生活ではテレビよりスマホが欠かせないか聞いたところ、「あてはまる」と答えた人は48.4%で、還暦人の日常生活にも、スマートフォンが必須アイテムとして浸透している実態が明らかになりました。

 

一般に貯蓄額は、現役時代の年収とほぼ比例するとされています。調査対象者の32.4%の貯蓄額が300万円未満という結果は、人生の後半戦を安定的に暮らせるとはいえない状況です。100年時代を見据え、私たちは60代以降の生活について早めに自身のシナリオを設計しておくことが欠かせません。

データ出典:「2020 年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」