マーケティングのジレンマ・・・No.101 検索エンジンがリンクを並べるだけの時代から、「答えを直接返すインターフェース」へシフトしている
コラム
リンクトイン
2025年7月現在の世界アクセスランキングを見ると、ChatGPTはGoogle・YouTube・Facebook・Instagramに次ぐ5位にまで上昇しています。検索エンジンがリンクを並べて提示する時代から、生成AIが答えを返す時代へシフトしていることがわかります。
検索エンジンがリンクを並べて提示する時代から、生成AIが答えを返す時代へ
インターネット利用の構図が大きく変わろうとしています。従来、私たちはGoogle検索でリンクをたどり、複数の情報源を比較しながら答えを探してきました。しかし、生成AI、特にChatGPTの急速な普及は、この行動様式を根本から変えつつあります。
ChatGPTは公開からわずか2か月で1億ユーザーを獲得し、現在、世界アクセスランキング(2025年7月現在)では、Google・YouTube・Facebook・Instagramに次ぐ5位にまで上昇しています。その理由は、単なるリンク集ではなく「答えそのもの」を直接返してくれるインターフェースだからです。文章作成、翻訳、データ分析、調査などを自然言語で依頼できる汎用性は、検索やSNSを超えた利用シーンを切り拓いています。
この変化は、検索市場だけでなく、教育・メディア・広告・企業活動の在り方まで揺るがす可能性があります。もちろん誤情報(生成AIは誤った情報を自信満々に提示することがあり、これを「ハルシネーション」と呼びます)や情報漏洩といったリスクは残りますが、適切な制度設計と運用によって「情報社会の新しいインフラ」として定着する流れは止められません。
検索エンジンがリンクを並べて提示する時代から、生成AIが答えを返す時代へ。今後の競争優位は、この変化をどう自らのビジネスや社会活動に取り込むかにかかっています。