コラム

価値のジレンマ・・・・No.17「真面目に働いても、報われる時代ではない」というウソ

掲載URL:https://www.linkedin.com/pulse/%E4%BE%A1%E5%80%A4%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9Eno18-%E7%9C%9F%E9%9D%A2%E7%9B%AE%E3%81%AB%E5%83%8D%E3%81%84%E3%81%A6%E3%82%82%E5%A0%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%82%A6%E3%82%BD-mitsuo-sakai-%E9%85%92%E4%BA%95%E5%85%89%E9%9B%84/

コラム リンクトイン

言われた作業だけを日々こなしていても、結果を出すことなく社会から評価されない「真面目さ」では、「真面目に仕事をしている」ことにはなりません。

「真面目に働いても、報われない」というウソ

何を根拠に主張しているのか不明ですが、メディアやSNSでは「真面目に働いても、報われる時代ではない」という趣旨の投稿があります。しかし真面目に働いて報われる社会であることは、現在もなお変わりはありません。

しかし「真面目に働く」という意味が、

「言われたことだけする」

「時給換算で会社と仕事を判断し、その判断基準で仕事をしている」

「過去の方法論に固執した働き方を続ける」

「9to5だけの作業概念」

「対人関係性を考えず、仕事をしている」

ということになっているなら、昔からその人が評価されることはありませんでした。仕事に「誇りを持ち」「自分にしか出せないない力」を発揮し、「プロ」として「結果」を出していれば、社内はもとより社外の人たちは必ずその姿を見ていて、絶対に評価してくれます。

結果を出さず社会から評価されない「真面目さ」では、「真面目に仕事をしている」ことにはならないと思います。