コラム

価値のジレンマ・・・・No.3 商才を高める唯一の方法

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学校の勉強はとてもよくできた人なのに、実社会のビジネスでは結果を出せない人が結構います。逆に学校の成績はずば抜けていたわけではないのに、実社会では大活躍する人がいます。その差は、どこで生じるのでしょうか。

学校では、商才の重要性を教えてはくれない

個人事業主やフリーランスで活躍している人たちは、自分たちで顧客を見つけ、売り上げを上げ、そこで収益を出し、経費を支払って残る利益まで考えて、行動しています。この力が「商才」です。

収益が得られるかどうかを決定づける最終的な要素、それは顧客がその仕事にどれだけの価値を見出し、どれだけの対価を支払ってくれるかで決まります。

仕事を獲得(顧客開拓力・営業力など)し、継続できる力(商品力・サービス力・コミュニケーション力・継続受注力・広報力など)を日々磨くことでビジネスは継続し、継続できる限り、彼らに定年はありません。

その一方、企業に雇用されているビジネスパーソンには、定年があります。雇用されているビジネスパーソンが定年と無縁になる方法。それは自分が携わっている仕事を、『受注した』と捉え、自分の報酬に相応しい成果・結果を出していれば、定年後も仕事を継続できるはずです。

経営者は、社員がしている仕事を外注した場合、幾らまでならその費用を拠出するかを考えます。対価に見合う力を備えているなら、その力を必要する企業や組織は必ず存在するはずです。

そして最後に要求される能力。それは自分で『顧客(企業・生活者)を見つける力』がどれだけあるかが問われてきます。