コラム

個人のブランド力(セルフブランディング)を高めておく理由。

個人のブランド力(セルフブランディング)向上のために取組むステップ・・・その2

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コラム リンクトイン

前回のステップ1で、仕事を通じて、自分はどう生きてきたのか? これまでの経緯を振り返り、自身の資源を見える化してみて、どうだっただろうか。

企業名と会社の肩書を外してみると、自分個人で誇れるスキルや自身の資源は限られていることに気づいた人がいるだろう。中には、仕事を通じて自身の専門性を磨き、人的資源を豊かにした人もいるはずだ。もし前者なら、仕事の取組み方と関わり方を今日からすぐに見直そう。https://www.linkedin.com/pulse/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%8A%9B%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%90%91%E4%B8%8A%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E5%8F%96%E7%B5%84%E3%82%80%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%9D%E3%81%AE2-%E5%85%89%E9%9B%84-%E9%85%92%E4%BA%95/

個人のブランド力(セルフブランディング)を高めておく理由。

それは自身の専門性を企業に認めてもらい、良い条件で働くという近視眼的意味だけでなく、中長期的に見て、自身の可能性を拡張するためだ。他者にない専門性なり魅力のある個性を有していれば、社会はチャンスを与えてくれる。

例えば社内外で開催されるセミナーへの登壇や研修での講師依頼などが来るようになれば、自身のブランド価値を高めながら社会的評価や注目度を向上していける。社外で活躍する場を得られたら、新たな人たちとの出会いを通じて、あなたの可能性は広がっていく。

自身の資源を見える化したら、次は以下のステップに入る。

①どんな人を目指したいのかを、将来の姿を想定しておく

自分は社会でどんな人として認識され、評価を受けたいのか、その姿を自身で明確化してみる。例えば

・得意とする専門分野で、圧倒的なパワーと実績を持つプロを目指したいのか

・経営者をサポートする名参謀を目指すのか

・どこでも通用するセールススキルを身に着け、ヘッドハンターからオファーが来る力量を備えたいのか

・研究者として評価を受けたいのか

・釣りバカ日誌のハマちゃんのように、釣りなど趣味の世界で圧倒的な知見と情報を持つ人になるのか

自分はどんなゴールをイメージしているかを、自身で明らかにしてみる。ゴールイメージが鮮明なら、そこに至るプロセスもぶれることなく明確に見えてくる。

②どんなキャラクターでいくのか?

企業名を聞くと、その企業のイメージを我々が想起する。そのイメージは、広告や広報、SNSなどによって形成されている。相手に自分を印象付け、記憶に残すことはセルフブランディングにも重要だ。

人の心に「焼き印」を残せるかどうかで、その人のブランド力は決まる。他人が抱くその人のイメージは、ブランド価値を形成する大きな要素になる。自身のキャラクターは人からどう見えるかを想像し、無理なく自分をアピールする方法を考えよう。

自身をアピールする方法として、リンクドインのようにSNSのプロフィール欄にアップする自身の顔写真は非常に重要な役割を担う。「人は見た目で決まる」の言葉通り、身にまとう洋服や髪形などにも配慮する。外見はキャラクターを決定づけるからだ。

またあなたのキャラクターは、文章表現を通じて人にイメージされる場合と、直接面談して話をする時とは、形成される印象が変わる。

文章を読んでいると知的なイメージだが、実際に逢ってみると気さくで、話しやすいタイプの人もいるし、逆に文字を通してはウイットに富み親しみを感じるが、面談してみるととっつきにくい人もいる。この違いも踏まえておく。

キャラクターは良い意味で予想を裏切ると、相手に強い印象を残すことが多い。だが文章表現している内容と、実際の行動との間に乖離がないようにしよう。ジキルとハイドという二面性が極端に存在する人は、敬遠される。